2輪+2足でどんな道でも進む『セロー250』

セロー250

YAMAHA SEROW250

若いころはあまり興味がないバイクでしたが、歳をとってくると妙に気になってきました。決して派手ではないのですが、ここまでロングセラーを続けるには確かな理由があるはず。そして、歳をとると何となくその理由がわかってきたような気がします。

セロー250

私が若いころ、20代前半でしょうか。2サイクルのオフローダーで山へ川へコースへと走りまわっていました。それこそあの2サイクルの爆発的なパワーが楽しくて仕方がなかったなあ。

で、今はというと、再度購入したCRM250R。面白いのは面白いのですが、今の自分に少ししっくりこないという感覚をしばしば感じます。
何というか…ゆっくり走りたいと思っていてもマシンは「アクセルを開けろ!」と言ってくる。2サイクルはアクセルを開けて加速するか、閉じて減速するか、いずれかでないと気持ちよく走れないんですよね。

そんなこんなで、40を過ぎた「おっちゃん」は4サイクルが恋しくなってきました。

セロ-250の特徴

何といっても軽量・スリム・コンパクトなボディが実現する安心感。そして2輪と2本の足を使った走破性でしょうか。私が載っていたCRM250R等も軽量・コンパクトでパワーもあるのですが、かなりの荒れ地を走破するにはそれなりのテクニックが必要。ちょっとバランスを崩してしまっても足がつかないので、リカバリーが難しく、まあ私もよく転びました(笑)

そしてセロ-は1985年から続くロングセラーバイクです。当初の排気量は225ccでした。カモシカをイメージするデザインで、ライトも角型でした。

セローエンジン
ヤマハHPより

セロ-250の主要スペック

スペックうんぬんでこのバイクを購入する人はいないのではないでしょうか。しかし一応記載しておきますね。

名称:セロー250(JBK-DG17J/G370E)
全長×全幅×全高:2,100mm×805mm×1,160mm
シート高:810mm
ホイールベース:1,360mm
乾燥重量:130kg
エンジン形式:空冷・4ストローク・SOHC・2バルブ
ボア×ストローク :74.0mm×58.0mm
総排気量:249cc
最高出力:14kW(18PS)/7,500r/min
最大トルク:19N・m(1.9kgf・m)/6,500r/min
燃料供給装置:フューエルインジェクション
燃料タンク容量:9.6L
トランスミッション:常時噛合式5段/リターン式
クラッチ形式:湿式多板
フレーム形式:セミダブルクレードル
キャスター / トレール: 105mm/26°40′
フロントフォーク:-
リアサスペンション:テレスコピック/スイングアーム(リンク式)
ブレーキ形式(前 / 後):油圧式シングルディスク/油圧式シングルディスク
タイヤサイズ(前 / 後):2.75-21 45P(チューブタイプ)/120/80-18M/C 62P(チューブレス) / 150/90-15

若いころの思い出

高校生のころ、友人と良く二人で道なき道(今から考えると登山道とか修験道でしたね。スイマセン。)を走った(というか、押した)事を思い出します。
1台のバイクに2足り乗りで山へと向かい、途中入れそうな小道をどんどん進んでいく。時には引き返せないところにも突き進みなんとか抜け出すことができたり、時には引き返すはめになりなんとか崖をよじ登ったこともありました。
今考えるとばかばかしくも楽しい時でした。

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