GSX1100S KATANA 革新的なスタイルは今も俺たちの心に刻まれている

GSX1100S KATANA

SUZUKI GSX1100S KATANA

私の中ではバイク青春漫画「バリバリ伝説」で、秀吉が乗っていたバイク(正式にはGSX750Sです)としての印象が強いですが、今でもなお唯一無二なフォルムで目を引きます。 GSX1100S KATANA

GSX1100S KATANAの歴史

1980年のドイツ、ケルンのモーターショーで、一台のマシンに熱い視線がそそがれた。ドイツ工業デザイナーの巨匠「ハンス・ムート」によってデザインされたそのマシンがGSX1100S KATANAである。あまりにも先鋭的なデザインで反響をよび、「ケルンの衝撃」とまでいわれました。 翌1981年、ヨーロッパ向けに販売が開始され大ヒットとなりました。 エンジンは空冷1074cc 111psを発揮。GSX1100Sの流用でしたが6psパワーアップ。乾燥重量は232kg。 その後2度のマイナーチェンジを受けて1987年まで生産された後、一旦は生産中止となる。しかし、日本国内での旧車ブームに乗る形で1990年に輸出しようを復活させています。1994年には、1100カタナとして国内仕様を発売開始しました。その後2000年まで製造販売されます。

主要スペック

エンジン型式:空冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ、ボア×ストローク:72.0×66.0mm、総排気量:1074cc、圧縮比:9.5:1、最高出力:111PS/8,500rpm、最大トルク:8.6kg-m/4,000rpm、 キャブレター:BS34 燃料タンク容量:20L オイル容量:- 全長:2,250 全幅:740 全高:1,195mm ホイールベース:1,515mm、最低地上高:165mm、シート高:775mm 車両重量:232kg(乾燥) 変速機:常時噛合式5段リターン キャスター角:28°10’ トレール:118mm タイヤ前:3.50-19 57V、後:4.50-17 67V ブレーキ前:油圧式ダブルディスク、後:油圧式シングルディスク 懸架方式前:テレスコピック式、後:スイングアーム式

デザイナーHans A. Muth(ハンス・ムート)氏について

Hans A. Muth もともとBMWのデザイナーでしたが、スズキの要請でBMWを退社しターゲットデザイン社を設立。同社がGSX1100S KATANAをデザインしました。 このほかにもスズキGSX400X IMPULSEやミノルタのデジタルカメラα(アルファ)などをデザインしています。 Facebooktwitterredditpinterestlinkedinmail

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